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ソフトバンク回線の格安SIMを徹底比較

昨今はdocomo回線を通信網として使用しているMVNOが多い印象ですが、そのdocomo・auに打って変わり、あまりイメージのないSoftBankの通信網を使ったMVNO。実際のところはどうなのでしょうか?

今回はそんなSoftBank回線のMVNO・格安SIMについて見ていきましょう。

Softbank回線の格安SIM

Y!mobile

ワイモバイル

よく勘違いされているのがこちらのY!mobile(ワイモバイル)。SoftBank回線のMVNOだと思いきや、実は違うので要注意。

ソフトバンクモバイルに吸収されたため、同じ系列の会社なのは確かなのですが、私たちユーザーに提供するために、通信網をキャリア(docomo、SoftBankなどの通信業者)から借りているMVNO。それに対し、

Y!mobileに関しては独自の自社回線を持っている「MNO」なのです。

さらに、Y!mobileの通信網はソフトバンクエリアで利用できるのですが、旧サービス「WILLCOM」や「イーモバイル」の通信網なども使われているため、純粋なSoftBank回線の通信網とは言いがたいのです。

また、Y!mobileにおいてはSoftBank製の中古携帯が使えないので、Y!mobileのSIMカードを利用したい場合は端末セットを購入するか、SIMフリー携帯を持ち込まなければいけません。

ロケットモバイル

ロケットモバイル

株式会社エコノミカルが提供している格安SIMが「ロケットモバイル」。

2015年12月に設立されたばかりの新しい企業で、現時点ではまだロケットモバイルの運営のみの事業内容となっています。このロケットモバイルは、「全プラン業界最安値水準」や低速無制限プランが月額298円で使える「神プラン」などを売りにした格安SIMです。

本家であるY!mobileと、全く同じサービス仕様の「ロケモバプレミアム」という3つのプランは、本家の再販型なのでしょう。

月額料金の支払いにも使える「ロケモバポイント」がたくさん手に入るキャンペーンが開催される事もあり、さらに安くお得に利用できるのが嬉しいところ。

U-mobile

U-mobile

エンターテイメントに強い格安SIMと言えば「U-mobile」です。

無料WiFiスポットを使うことができ、通信速度も割りと速く、音楽聴き放題のプランもあり、PREMIUM LTE使い放題プランに加入すれば新作映画が毎月1本無料で観る事ができたりと、充実の内容。

正式には「U-Mobile SUPER」がサービス名で、3種類の料金プランが実にシンプルでわかりやすい。docomo系やau系のMVNOにはよくあるデータSIMはなく、音声通話+データSIMのみなのが特徴です。

ただ、エンターテイメントに優れてはいるものの、通信容量を超過してしまうと128kbpsまで速度制限されてしまいます。128kbpsと言うことは、他の格安SIMで速度制限された場合よりも更に遅いので要注意!通信容量はそれぞれ1・3・7GBから選べるので、プランを決める際はよく考えましょう。

音声通話に関しては「かけ放題」が標準仕様で、固定電話・携帯電話問わず10分以内であれば、300回まで通話無料(10分超の通話は30秒/21円)なのが魅力的。

料金プランはやはり、Y!mobileのスマホプランと同じ仕様。回線についてもY!mobileがMVNE、要するに仲介役らしいので、ネットワークはY!mobileのものをそのまま利用することができます。

とはいえ、Y!mobile自体SoftBank系列なので、SoftBank回線だと考えてしまって良いでしょう。使えるエリアに関してもY!mobileと同じです。

Hitスマホ

Hitスマホ

飛騨高山にあるケーブルTVが提供している格安SIM・格安スマホサービスが、こちらの「Hitスマホ」。飛騨高山のケーブルTV加入者だと、月額料金の割引があると公式サイトには記載されています。

とはいえ、なかなか該当する人も少ないでしょうし、その割引を目当てにHitスマホを選ぶより、例えばY!mobileの「他社からの乗り換えプラン」などの方が断然お得…。

まだまだHitスマホに関しては利用者も少なく、通信品質にしても不安要素の方が多いので、現時点ではY!mobileなど他の格安SIMを選んでおいた方が良いかもしれませんね。

公式サイトによると「SIMフリースマホの利用は可能」なのだそうですが、実際にはその他にY!mobileのスマホの使用もできるかもしれません。

Softbank回線の格安SIM、どうして少ない?

疑問

ところで、なぜ格安SIMにSoftBank回線を利用したものが少ないのでしょう。その理由として考えられるのは「ソフトバンク回線は利用料が他所よりも高い」という点。

2015年の各キャリアの回線利用料金を参考に、実際どうなのか見てみましょう。

  • NTTdocomo 約94万円
  •  au 約116万円
  • SoftBank 約351万円

一目でSoftBankの回線利用料金が高い事が判りますね。他キャリアと比較すると、なんと2~3倍もの費用がかかってしまうようです。

上記の事を踏まえて、私たちユーザーに安価な回線を提供するMVNOは、SoftBank回線を利用することが困難になってしまいました。

となると、SoftBank回線を使ったMVNOは今後も出てこないような感じになってしまいますが、諦めるのはまだ早い!実は2016年に、回線利用料金が下記の料金に改定されました。

  •  NTTdocomo 約78万円
  •  au 約96万円
  •  SoftBank 約116万円

他キャリアも同時に価格がより一層下がってはいるのですが、SoftBankも以前と比較するとグッと低価格になっていますね。

改定前まで2~3倍ととても大きな差だったのが、それほど気にならないほどに下がりました。こうなると今後は、SoftBank回線を利用したMVNOも出てくるのではないでしょうか。

もちろん金額面だけでなく、他にも様々な条件があるのでしょうが、それでもSoftBank回線の格安SIMが増える良いきっかけとなりそうですよね!

まとめ

結局のところ、SoftBank系列の会社のY!mobileの回線を利用したサービスが、SoftBank回線を利用した格安SIMサービスという認識なようです。すなわちお手持ちのSoftBank端末は利用できないという事。

例えば、docomoで契約したスマホをdocomo系の格安SIMで利用するのと同じ事が、SoftBankユーザーはできないということです。

SoftBank社の言うように、契約を2年縛りで結ぶからこそ、最新の端末でも安く提供できているというのも本当の事ではあるのですが…。

2015年5月1日からはキャリアに関係なくスマホを使う事のできる時代に突入しました。(参考:SIMロック解除に関するガイドライン|総務省

しかしSoftBankは、総務省やdocomoなどから何を言われようと、今後もなるべく格安SIMとは距離を置きつつ、「SoftBank回線の格安SIMもありますけど〜」とY!mobileをおとりにして、ひらりと逃げ交わしていきそうですね。

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