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キャリアから格安SIMに乗り換える!MNPについて徹底解説

今使っている携帯電話の電話番号を変更せず他のキャリアのサービスに乗り換えることが出来るMNP(ナンバーポータビリティ)。

このサービスを使ってMVNOの割安なプランに乗り換えようと考えている人も多いことでしょう。

MVNOと言えば以前は2台目のデータ通信用の端末など、メインでは無くサブとして利用する人が多かったのですが、MVNOを提供する各社が「音声通話付きSIM」のプランを提供するようになり、また「SIMロック解除の義務化」と合わせてメインとして使用している端末をそのままに、キャリアの変更を検討する人が増えています。

さらに、MVNOの多くはMNPが可能なプランを用意しており、以前に比べて敷居が下がっていると言えます。

MNP対応プランを利用する事で、今使っている大手キャリア等のプランで利用しているスマホの電話番号を変更せず割安なMVNOに乗り換えることが出来るのですが、初めてMNPを利用する人は、どうしたらいいの?や何か使いづらくなる事がありそう……など、不安や戸惑う要因があります。MNPのやり方や、注意したい点についてまとめていきます。

MNPとは?

2006年10月から始まった、携帯電話に割り当てられた電話番号をそのままに、別の通信会社のプランを契約し利用出来る制度です。例として、今使っているDocomoの電話番号を、新たに契約したauの端末で引き継いで利用出来ます。(引き継いだ時点で元のDocomoの端末で電話をかける事は出来なくなります)

制度が始まる前は、Docomoで090-xxxx-yyyyという携帯電話番号を使っていて、auに乗り換えたいときは一度Docomoの契約を解除してから、auと新たに契約する必要があり、それまで使っていた電話番号は別の誰かの番号として再利用されるのが普通でした。

MNPの制度を使うことで、auの端末にのりかえても090-xxxx-yyyyという同じ番号を引き継いで使う事がが出来ます。

また、キャリアから格安SIMに乗り換えた際に空き時間がなく乗り換えられる、通称即日MNPができる格安SIMも多く存在します(以下参照)。

即日MNPで開通できる格安SIMを比較

MNPを利用して現在使用中の電話番号を変えずに格安SIMへ変更するとなった場合、インターネットで契約してしまうと当日中に手続きを完了出来ないケースも考えられます。 スマートフォンは日々の生活において必 ...

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MNPとはMobile-Number-Portability(モバイル・ナンバー・ポータビリティ)が正式名称で、これよりも前にあった固定電話番号を他の電話会社でも使えるようにした、ナンバーポータビリティの携帯電話(モバイル)版です。

MNPのメリット

MNPのメリットはただ1つ。電話番号が変わらずにそのまま使い続けられることのみです。

大手キャリアでMNPを利用した乗り換えを行うと、通常よりも多くの割引が受けられるなどのメリットもありますが、MVNOの格安SIMへMNPを利用して乗り換えたとしても、特別に割り引かれるキャンペーンはほとんど行われていないので、料金に関してはとくにMNPを利用してもしなくても代わりはありません。

MNPに必要なもの

MNP予約番号

MNPをするためには、まず今利用しているキャリア(Docomoやau、ソフトバンクなど)にこれからMNPを利用する事を知らせて、MNP予約番号を取得する必要があります。

各社ともいくつか取得する方法が用意されていますが、直接直営のショップに行くと30~60分ほど待合室で待つことになったりするので、電話やMyDocomo等のインターネット上のユーザーページからも待ち時間無しで取得出来るので、こちらの方がおすすめです。

また、MNP予約番号の発行するだけなら無料ですが有効期限(15日間)があり、これを過ぎると取得した予約番号が使えなくなってしまうので、MNPを利用する前日もしくは当日に予約番号をもらいに行くのがいいでしょう。

格安SIMへMNPする場合には電話番号を移行するので、音声通話が可能なプランを忘れずに選択する必要があります。

申込時にMNP予約番号を書きこむ欄があるので、そこにもらってきた予約番号を記入します。MNPをするとMNP転出手数料が2000~3000円元々使っていた会社より携帯電話料金と同じように請求されます。

クレジットカード

クレジットカードMVNOの契約ではほとんどの場合、月額料金支払い用に本人名義のクレジットカードが必要になります。

一部銀行口座からの振り替えでの支払いが可能な事もありますが、MVNOの提供会社の選択肢を狭めるなど選択肢が無くなってしますので、クレジットカード払いにするのが無難です。

そのため、MNPをする場合、スマホの契約者の名義、クレジットカードの名義、格安SIMを申し込む人の名義が全て同一でなければ悪用防止の観点から契約する事が出来ず、さらにクレジットカードとスマホの契約で登録した住所が一緒である必要もあります。

既に社会に出て働いていてすでに自分名義のクレジットカードを持っている場合はほとんど問題になりませんが、未成年の子供の名義で購入したスマホを格安SIMへMNPする場合は少し手間がかかります。

クレジットカードは18歳未満では持つことが出来ないため、子供が使っているスマホを親の名義に変更する必要があり、名義を変更したのちに親の名前で格安SIMの契約をする必要があります。

本人確認書類

本人確認書類通常の携帯電話やスマホの契約と同じように本人確認書類として、免許証や健康保険証、個人番号(マイナンバー)カード、パスポートなどが必要です。

普通自動車などの免許証を本人確認書類として使うのが一番簡単ですが、持っていない場合各MVNO会社によって必要な書類が異なってくる場合があるので、申し込みをする前に確認をして契約する時までに準備すると良いでしょう。

格安SIMの大半ではインターネット経由で申し込むので、多くの場合用意した本人確認書類を携帯電話やスマホ、デジカメで撮影して申込時に写真のデータをアップロードします。

もしくは、スキャナーや複合コピー機などでスキャンできる場合はそちらでもかまいませんが、アップロード可能な画像容量がオーバーする場合もあるので、アップロード可能なサイズの確認を忘れないようにしましょう。

MNP方法

格安スマホにMNPする場合、まずはMNP予約番号を発行する必要があります。MNP予約番号を発行したら、あとは移行先のMVNOで契約手続きを行う際に、MNP予約番号を入力する(店頭でのMNPならば番号を伝える)だけです。

数日後、MNP手続きが始まったら新しいSIMカードが届くまでの数日間、通信が行えなくなりますので注意しましょう。

ちなみに店頭でのMNPの場合は、その場で新しいSIMカードが発行されますので、普通期間はありません。

ただし、最近は自宅に新しいSIMカードが届いたら簡単な手続きを自分で行うことで、数日間の普通期間なしにすぐに利用可能になる格安SIMもあります。

MNPを行う際の注意点

キャリアの2年縛り

Docomo等の大手キャリアで契約している多くに人は端末代の割引を受けるために「2年契約」を結んでいると思います。

「2年縛り」とも呼ばれるもので、端末代を大幅に安くお得に利用する事が出来ますが、2年間は継続して利用する必要があり、解約やMNPをするタイミングに注意が必要です。「更新月」と呼ばれる月以外に解約やMNPを行なうと違約金として「解除料金」と、本体の支払いが残っている場合、割引されていない残りの本体料金を請求されます。

「2年契約」の注意点ですが、1つは「更新月」は契約を申し込んだ翌月を1ヶ月目とした24ヶ月経過後のさらに翌月という事です。自分の「更新月」がいつかなどの確認は、MyDocomo等のインターネットで確認する事が出来ます。

もう1つは「2年契約なんだから、2年経過したらいつでも解約して大丈夫ではない」ということです。契約は自動で更新されて行くので、更新月に解約やMNPなどの申し込みを行わないと、翌月に自動で契約が更新されたとして、今度「解除料金」なしで解約出来るタイミングがまた2年後となってしまいます。

格安SIMの乗り換えを考えていて、近々更新月があるという人は思いきって乗り換えてしまう「解除料金」を支払う必要が無く無駄な出費を抑えられます。

ネットが使えなくなる期間がある

ネット経由で契約申し込み後、多くの場合格安SIMが配送され、手元に届くまでのしばらくの間、スマホが使えない期間が発生します。

物理的に使用できないのでしょうが無いとも言えますが、避ける手段として即日に電話回線が開通する家電量販店の店頭やMVNOが直営しているショップを利用して契約しその日のうちに格安SIMを取得する方法や、使用不能期間のないauの回線を借りてサービスを提供しているMVNOや、格安SIMが届いてから利用者自身が回線切り替え手続きをするタイプのMVNOのプランを使うという手もあります(この場合、切り替え手順などを説明した手順書が送られてきますが、利用者自身にもある程度の知識が必要となります)。

MNP転出手数料がかかる

MNPの申し込みをして電話番号を以降した場合、転出手数料として手数料がかかります。OCNモバイルONEIIJmio楽天モバイルなどは3000円。

DTISIMは5000円とほかと比べてやや多く転出手数料がかかります。中には転出手数料が1万円を越える場合があり、FREETELSIMのように契約開始月が1万5000円、翌月から1000円ずつ減額され13ヶ月から以後は2000円。

mineoは利用開始月の翌月から1年間は1万1500円、それ以降は2000円。ワイヤレスゲートWi-Fi+LTEでは1万1000円それぞれ転出手数料が請求されます。

これらは解約可能な最低利用期間を解約自体にかかる手数料が無いため、他に比べて高額な転出手数料設定となっているため、MNPで今後他のキャリアへ乗り換える可能性がある場合にはこの3社のプランの利用は慎重に考える必要があります。

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